The Asahi Shinbun GLOBE＋HOME World Now ワクチンのブースター接種4回目はリスク？ EU担当者、オミクロン拡大の欧州各国に警告
ワクチンのブースター接種4回目はリスク？ EU担当者、オミクロン拡大の欧州各国に警告
新型コロナウイルスの追加接種（ブースター）について、欧州連合（EU）の専門機関、欧州医薬品庁（EMA）は1月11日、頻繁に繰り返すと人の免疫システムを弱らせる可能性があるとの見解を示した。
接種から時間がたつとワクチンによる発症予防効果が弱まることから、欧米では追加接種の動きが加速しているが、今回のEMAの指摘は、こうした動きに影響する可能性もある。
ロイター通信など複数のメディアが報じた。ブルームバーグによると、EMAのワクチン戦略などを担当する組織のトップ、マルコ・カバレリ氏がこの日、報道機関に対して説明。追加接種について、「1回ないしは2回なら問題ないだろうが、継続的に繰り返すべきではない」と指摘した。
また、ロイター通信によると、カバレリ氏は「追加接種は緊急避難的な措置にはなり得ても、短い期間で繰り返すことは持続可能で長期的な戦略にはなり得ない」と述べ、4回目の追加接種の必要性については疑問を呈した。
カバレリ氏は仮に4カ月ごとに追加接種をした場合に免疫システムに過剰な負担をかける危険性を挙げたという。
欧州では現在、オミクロン株の感染が急速に拡大しており、追加接種の回数や間隔などをめぐっては難しい判断を迫られそうだ。世界ではイスラエルやチリが、4回目の接種を始めている。
https://globe.asahi.com/article/14520241
ちなみに、4か月ごとの追加接種とは、オミクロン株に対する追加接種の効果が２～３か月で相当落ちてくるため４回目以降も定期的なブースター接種が必要と考えられるためです。欧米ではワクチン接種の問題点について広く議論が行われワクチン（＆同パスポート）反対デモなども起こっている訳ですが日本で、特にテレビメディアはワクチン接種推進政策の宣伝を行うばかりでいわば「大本営発表」のラウドスピーカーとしての役割を担っています。ジャーナリズムとしての公平な両論併記報道はなされていないのが現状です。それでもＥＵの専門機関が発信するとなると何か報じざるをえないというかWHOの専門家グループの発信を代わりに報じて、テレビではいわゆる「専門家」の先生が一生懸命言葉を濁して説明していました。「羽鳥モーニングショー」の方針としてブースター接種にリスクがあるかも、なんてニュースは報じることが出来ないんでしょうね。
既存のワクチンを繰り返し接種すると「免疫システムを弱らせる可能性がある」とは言えないので持続可能でないさまざまな理由を伏せて、新変異株に対応したワクチン（ファイザーが開発するオミクロン株対応ワクチンなど）ならいいんだけど今のワクチンは十分に効かないんだよね。でも繰り返し英単語を覚えるように何度もワクチンを打つと体が覚えて免疫があがるんです、みたいなブースター擁護論にしています。（1月13日羽鳥モーニングショー９：２３分頃 北村義浩日本医科大学特任教授の発言）
