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オミクロン株に対してブースター接種の効果は限定的で、重症化、死亡に対してコロナ弱者が万一のため保険をかける程度の意味がある。高齢者や持病のある人がメリット・デメリットを承知の上で覚悟して接種すべきもの。

 

オミクロン株に対して有効なのは自宅でも療養施設でも検査と隔離である。抗原検査、PCR検査、そして治療薬の供給が後手に回っているのは岸田政権の失策。あと数か月、高齢者や介護者はここぞの踏ん張りで耐えることが必要です。

 

 今、若者や子供がおじいちゃん、おばあちゃんのためにワクチン接種を受けるというのは特にオミクロンに対しては効果がないと思います。ワクチンを打っても打たなくても市中や学校でオミクロンにさらされれば感染を止めることは出来ません。感染すれば無症状でも軽症でも、ワクチンを打っているという油断があればなおさら人にうつしてしまうことは避けられません。世界のワクチン先進国のデータから正直ワクチンに感染を抑止する効果はないと言っても過言ではないのです。2回でダメで3回目でもダメになり4回目も、さらに先を打っても感染を止める効果はほとんどないのです。

 もはや感染の流行もピークアウトもウイルス側の活力の問題であることは、わかる人にはわかっています。なぜデルタが日本であれだけ急に減少したのか?なぜオミクロンが突如として爆発するように増えて行ったのか?感染の波は津波と似ていて、位置ポテンシャルのある大きな水面上昇はダムが決壊するように運動エネルギーに転換して押し寄せ、高い津波となって斜面を登る。パンデミックの波もウイルスの感染力にポテンシャルがあって押し寄せ、なんらかのウイルス側の感染力減衰によってピークアウトして再生産しにくくなっていく。だから避難し持ちこたえれば波は去っていくのです。これは単なる集団免疫の問題ではありません。少なくとも集団免疫をつくるにはワクチン効果よりは自然の感染済みの人が大多数になる必要があるようです。

 ところが、世界では誤った宣伝や政策、印象操作のためにワクチンさえ打ってアップデートしておけば(効果は3か月もてばいい程度です。)自由に動き回り会食し、高齢者とふれあい、旅行し、経済を回すことが出来ると考えられています。それらが出来るのはワクチンの効果ではなくオミクロンが弱毒化しているからで、世界がそのリスクを受け入れる準備があるからです。

 A.感染をリスクと共に受け入れるか、B.自己隔離(高機能マスクの利用を含め)をするか、という選択を覚悟して行うことがここ数か月のあいだ必要です。もちろんB.は失敗の可能性もありその時は感染を受け入れるしかありません。

 ブースター接種(その繰り返しには歯止めが効きません)には少なからぬリスクがあります。将来のある子供や若者にこのリスクを負わせるのは危険です。私は個人的にオミクロンの感染で得る免疫力の方が長期的に有効で、その後遺症のリスクもブースター接種の副反応リスクより小さいと考えています。何より生来の免疫システムを阻害するmRNAワクチンの守備範囲の狭さは文字通り致命的な欠陥となり得ると考えます。若い人の免疫を特定のコロナ感染にしか効かない免疫にする可能性があるならそれはもはや薬というより毒です。あえて言うならば毒を注射していることになります。

 もちろん全ての判断、選択は自己責任で自らリスクを負って失敗も覚悟して行ってください。私もその覚悟でいます。