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イスラエルに大都市を更地にする権利はあるか?テロ組織ハマスを無力化するためにどこまでの暴力が許されるのか?イスラエルを擁護する立場から考えてみる①

写真:Strikingのストックフォトより(たぶんニューヨークのようなアメリカの都市か。)

 2023年11月15日イスラエル時間では午前5時31分現在、いよいよガザ最大といわれるシファ病院の地下にイスラエル国防軍が入ってハマス戦闘員との戦闘が続いているか終わったかという時間です。病院の患者さんたち、また避難民たちの死傷者が少ないことを祈ります。ハマスがこの病院の地下にあるとされる司令部を死守するなどということはなければいいです。すでにあらゆる証拠を消し去り通路を破壊するなどして別の場所に逃げているかも知れません。病院に避難しているとされる難民の中にはハマス戦闘員が入り混じって隠れているかも知れません。イスラエル国防軍は細心の注意を払って武装解除を行い、仕掛けてあるかも知れない罠を破って病院を管理下におこうとするでしょう。兵士みずからが犠牲となることもなく、すべての負傷者、重症患者の命を救ってくれることを祈ります。

 グテーレス国連事務総長はハマスの無力化を進めるイスラエル非難をするばかりでハマスの暴虐と無差別テロを強く非難することをしません。ガザ地区に深く入り込んで病院や学校を運営し、難民キャンプなどに支援物資や生活サービスを提供する国連の UNRWA(国際連合パレスチナ難民救済事業機関)の構成員は現在ガザの人々等パレスチナ人がガザ地区で99.8%であり、ガザを実効支配しているハマスと協力しなければ支援に支障が出るのだと思いますが国連は明らかにハマス擁護というかイスラエル非難に舵を切っているようです。

国民民主党榛葉幹事長(参議院)の外務省に対する追求です。

飯山陽(あかり)氏はイスラム思想研究者でユーチューバーとしても活躍、言論誌WILLや月刊HANADAへも寄稿する方ですが女性ならではの表現力、会話力とユーモアでわかりやすく中東問題を解説する手腕はユーチューブの「いかりちゃんねる」でいかんなく発揮されています。(②につづく)