ここからの内容はご両親や本人の最終判断や決断について邪魔をしようという意図はなく、現在得られているデータや情報の一部に基づく私の考察と意見を述べたものです。信じるも信じないも読者様次第であり、株や仮想通貨など投資についてのアドバイスと同様に判断や決断の結果は自己責任ということでお願いいたします。
私達はみな意図せずして新型コロナによるパンデミックとの世界戦争の戦場に身を置いています。闘う武器は様々ですのでそれらを取捨選択し、生活や趣味のために危険地帯に行くのも、危険を承知で仕事を全うするのも自己判断、自己責任における選択です。どんなに警戒していても感染する時は感染するし、人間若くても高齢でも平等に死ぬ時には死ぬ覚悟をせねばなりません。新型コロナで絶対死なないためには感染していないメンバーだけで外界と遮断された隠遁生活を送るしかありません。戦場から逃げること、隔離された場所で隔離された生活を送るという決断もないわけではありません。
では日本でこれまで20代で新型コロナで死亡した方は何名かと言いますと8月18日時点で9人だそうです。ではその時点で重症だった人はというと0人です。死亡が9人なので過去のある時に重症だったことのある人は9人+重症だったがその後回復した人何名かですね。では20代の方のワクチン接種関連と医師が判断した死亡は7人と言われています。実際の因果関係は十分調査されておらず証明されていません。
これまでワクチン接種者が少なかったにもかかわらず20代のコロナ陽性者は多くはありませんでした。デルタ株の影響で増えてはいますが、ワクチン未接種者が多いにもかかわらず、死者、重症者ともに日本では低く抑えられていてワクチン死の疑わしい人数と大きく変わりません。
コロナ死とワクチン死の危険を比べる時、デルタ株で若くてもコロナにかかる人が増えている、ということが強調されています。分母が増えていくと死亡率が同じならコロナ死も増えていきます。ところがワクチン接種者もどんどん増えていくので、毎日何万人から何十万人増えるわけで、ワクチン死も増えていくことが予想されますね。
そこで大切な基準となるのは、コロナ死は自らコロナにかかろうとして感染するのではない。ところがワクチン死は自らワクチンを打とうとして打った結果死んでしまうということです。ワクチンを打たなければ、コロナにかかったかも知れないが、徹底的に注意して危険なことをしなければその確率を確実に減らせるのです。若い人がコロナにかかる確率は高くない。さらに感染しても死亡する確率は相当低い。
一方でワクチンを打つという行為は副反応、後遺症、そして場合によっては死亡の危険を自ら選んで百パーセント危険なことをするのです。事故の危険を知りつつ自動車に乗ったり運転したりするのと同じことです。コロナ死は自分ではステイホームしたり細心の注意を払っていても車が歩道に飛び込んできて巻き添えになる死亡事故に似ています。ワクチン死を確実に防ぐにはワクチンを打たなければいい。コロナ死はワクチンを打とうが打たなかろうが人流がある限り感染して死亡する可能性があります。
しかし、社会に出て働くためには運転免許が必要で車に乗る必要があるように、行動の自由のためにワクチンは打ちたいという人が多くても仕方ないと思います。私も障害者福祉・介護という仕事のためにファイザーワクチンを2回打ちました。その決断が吉と出るか凶と出るかはまだわかりません。
ワクチン接種は当面の感染、重症化、死亡のリスクを抑える効果があると言われており、私もそれはあると思っています。ただし、ワクチンの効果がない変異株が発生してきており、それが今後まん延する可能性もあります。実際、現在日本で流行しているデルタ株はワクチン2回接種者にも感染し、死者も出ています。今後、3回、4回とブースター接種を繰り返した場合、人の生来の非特異的免疫機能が大きく損なわれないか心配です。(すでに2回でかなり損なわれている可能性もあります。)ガンの放射線治療、化学療法などでは免疫力が低下するので無菌室などで治療しますが、後に免疫力は回復しますね。ところが特異的なスパイクタンパク質がそれに対応する抗体を造り続ける限り、他のウイルスや菌に対応する免疫力が低下するなら、ワクチン接種者は新型コロナでは死なないかも知れませんが別の感染症にやられてしまうかも知れません。統計に表れるコロナ死は増えなくても不特定多数の感染症が世界で大流行する可能性があるのです。ここは特に注意して公衆衛生上のリスクを監視してゆく必要があります。
あと数年、パンデミックを生きのびることが重要な高齢者や持病などを持つ高リスク者はコロナワクチンに依存することは医療をひっ迫させないためにも仕方ないことかも知れません。あと数十年以上生きて子孫を残していくことが期待される子供たちや若者はコロナのリスクは現状高すぎるものではないのでワクチン接種に様々なリスクがある以上はまだワクチン接種をしなくて良いと思われます。